地球の大気の二酸化炭素濃度がついに400ppmを超えたようです。いくつかのニュースを拾ってみました。二酸化炭素濃度は、産業革命までは280ppmでした。国際目標では、産業革命からの温度上昇を2℃未満に抑えようとしていますが、そのためには二酸化炭素濃度を450ppm程度に抑える必要があるとされています。これまでどおり、1年に2ppmずつの増加がこれからも続けば、あと25年ほどで450ppmに到達する計算になります。そんなに遠くない未来です。

環境省の報道発表より

環境省、国立環境研究所(NIES)及び宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)を用いて二酸化炭素やメタンの観測を行っています。
「地球大気全体(全大気)」の月別二酸化炭素平均濃度について、平成28 年1 月までの暫定的な解析を行ったところ、平成27 年12 月に月別平均濃度が初めて400 ppmを超過し、400.2 ppm を記録したことがわかりました。

米国大洋大気庁(NOAA)の報道発表より

5月23日、南極の二酸化炭素濃度が400ppmを超えた。この400万年で初めてのこと。

世界気象機関(WMO)の報道発表より

オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)とオーストラリア気象局によると、タスマニア北西海岸のグリム岬で5月10日、また、南極のケーシー基地で5月14日に、二酸化炭素濃度が400ppmを超えた。