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戦争の遺跡は文化財として保存されるそうですが、やはり美しい建築物などに比べると保存する意味が軽視されるでしょうね。名古屋にも大規模な空襲があって、過去には戦争の傷跡がたくさんあったはずですが、今では数えるほどしかありません。その一つを訪れました。

昭和20年6月9日の名古屋空襲の際、熱田区の軍需工場をピンポイントで狙った攻撃で、約2,000人の死者が出ました。その攻撃はわずか8分間だったそうです。その時に傷ついた堀川の堤防が、昭和24年の堤防改修の際に切り取られて、現在も残されています。

幅2メートルほどのコンクリート壁に、まんべんなく深さ1センチぐらいの穴が残っています。人間だと絶対に逃げられないです。これを見ただけでも戦争の怖さを実感します。

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