【この記事は私が編集している広報誌からの転載です】

消費期限

消費期限の表示例(弁当)

賞味期限

賞味期限の表示例(牛乳パック)

今回の廃棄食品横流し事件で、逆に、多くの食品が廃棄されていることを私たちは知りました。食品廃棄物のうち、食べられるもの(可食部分)を「食品ロス」と呼び、平成24年度の推定では、事業者から331万トン、家庭から312万トンが廃棄されています。この合計は、米の年間収穫量である約800万トンに近い量です。また世界中で8人に1人が栄養不足に陥っているのに、なんともったいないことでしょう。

「食品ロス」がこんなにも多い原因は、事業者にもありますが、私たちの行動にも一因があります。みなさん、消費期限と賞味期限の違いを知っていますか?「消費期限」は、弁当や生菓子などに表示してあり、「食べても安全な」期限を示しています。一方、「賞味期限」は、冷蔵や常温で保存がきく数多くの加工食品に表示されています。開封していない状態で「おいしく食べられる」期限を示しています。期限を過ぎたからといって、食べられないわけではありません。

さて、私たちがしなければならないことは、買い物をするときに、まず消費期限または賞味期限を確認して、期限内に使い切る分だけを購入することです。買いすぎはダメ!もし、すぐに食べることが分かっているならば、賞味期限の近いものを選択する(陳列の手前のものを取る)ほうが、事業者からの食品ロスを減らすことができます。開封せずに保存するときは、その期限をちゃんと覚えておきましょう。また、消費期限を過ぎたら捨てないといけませんが、賞味期限を過ぎたからといって、すぐには捨てないでください。開封して五感で確かめれば食べられるかどうか分かります。

日本で大切にされてきた「もったいない」の気持ちを今一度思い出して、食品ロスを減らしませんか。

参考:農林水産省のHP: http://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/