「清流長良川の鮎」が世界農業遺産に認定されました。岐阜県のホームページによると、「岐阜県南部を流れる長良川は、流域の人々のくらしの中で清流が保たれ、その清流で鮎が育ち、清流と鮎は地域の経済や歴史文化と深く結びついています。長良川におけるその循環は、人の生活、水環境、漁業資源が相互に連環している世界に誇るべき 里川のシステムであり、いわば「長良川システム」と呼べるものです。」と説明されています。素晴らしい理念だと思います。
ですが、気になることがあります。地域名が「岐阜県長良川上中流域」と限定されているのです。どうしてでしょうか?鮎は回遊魚なので、長良川全体にいるはずです。「上中流域」と限定することもないと思うのです。下流は三重県だから?下流では漁が行われていないから?孵化放流の取り組みは、明らかに下流域も関係しているはずです。ややもすれば、河口堰を隠そうとしているように思えてくるのです。世界に誇るべき「長良川システム」であれば、下流域も含めた全流域で鮎を大切にしていきたいですね。