上の奇妙な地図、何かというと、これまでの歴史の中で各国がどのくらい地球温暖化に寄与(CO2やメタンの排出)したかを、地図上で膨らませたり、萎ませたりして面積で表したものでです。色や数字は元の面積から相対的に何倍になったかを表していて、赤やオレンジは膨らんでいる国、つまり相対的に寄与が大きかった国、緑は寄与が小さかった国ということになります。
 どんな国が膨らんでいるでしょうか?米国、西欧、残念ながら日本が大きく膨らんでいることが分かります。トータルの寄与では、日本はアメリカの10分の1程度で、世界で11番目となります。でも、国土面積で割ってみるとアメリカぐらいの寄与があるということになるのです。
 温暖化対策を話し会うとき、どうしても途上国の対策をどうするかが議論になります。でもこれまでの歴史のなかで、米国、西欧、日本が温暖化に寄与してきたことはやっぱり事実です。もう少し謙虚に議論したほうが良いと思うのですが・・。

参考:H Damon Matthews et al 2014 Environ. Res. Lett. 9 014010
doi:10.1088/1748-9326/9/1/014010