先日、国連の「世界水開発報告書(World Water Development Report, WWDR)」の第4版が発表されました。目に付いた内容をかい摘むと次の通りです。

  • 現在、水使用の70%が農業に使われている
  • 2050年までに世界の食料需要が70%増加して、農業に使われる水の消費は約19%増加するだろう
  • 気候変動は近い将来、水資源に大きなインパクトを与えるだろう。特に、南アジア、南部アフリカの食料生産において。また中央および南部ヨーロッパにおいても「水ストレス」を感じるだろう
  • バイオ燃料のための穀物の生産にも水が必要だが、その定量化ができていない。(EUには2020までに輸送燃料の10%をバイオ燃料にする計画がある)サトウキビから1リットルのエタノールを生産するのに18.4リットルの水と1.52平方メートルの土地が必要となる。すでに水が不足している西アフリカといった地域でのプランテーションは、その地域の荒廃をもたらすだろう

水資源も「使い方を誤ると持続可能なものではなくなる」という認識を常に持っていないと、取り返しがつかなくなりますね。

参考ページ:http://www.unesco.org/new/en/natural-sciences/environment/water/wwap/for-the-media/