(2009/1/11撮影)

岐阜県土岐市から名古屋の方に向かうJR中央線に乗ると、下に川が流れている長閑な風景が見られます。その川(土岐川、玉野川、庄内川といくつかの呼び名があります)に冬になるとオシドリがやってきます。電車(名古屋方向)に乗っていても目を凝らすとオシドリを見ることができます。そのオシドリですが、電車が通っても逃げないのですが、人が近づくとかなり遠くにいても逃げていきます。とても神経質のようです。だから川でも木に覆われた目に付きにくいところに集まっています。

先日NHKの地方ニュースでこのオシドリ飛来の特集があり、ショックな事実を知りました。オシドリ飛来地が縮小しているということ。その原因の一つに、前回ブログで取り上げた中央線廃線跡の整備が関係しているというコメントがありました。確かに廃線跡は川に沿ってあり、整備するために木を切っています。そこには遊歩道も整備されています。そうしたらそこに数年前からオシドリが来なくなったらしいのです。

廃線跡の保存も素晴らしいことだと思います。でもそれでオシドリが来なくなるのも悲しいことです。人間が何か自然に手を加えると、必ず自然環境に変化が起こります。たいていの場合、それは悪い方向に変化します。だから自然に手を加えるときは、さまざまな分野の専門家とよく相談してから行ったほうがいいと思います。