この時期になると気になることがあります。それは北極海の海氷面積です。北極海の氷は9月に最も溶けて小さくなります。その海氷の最小面積が、一昨年急激に減りました。過去には600万平方キロメートルあった最小面積は、一昨年2007年はなんと425万平方キロメートルと激減してしまったのです。誰も予想していなかったことでした。この激減がたまたま起きたことなのか、続くのかも予想できず、その後の最小面積がどのようになるか注目されていました。
日々の北極海の海氷面積(地図付き)は宇宙航空研究開発機構(JAXA)のホームページで見ることができます。昨年の最小面積は470万平方キロメートルで、一昨年から少し増えて、観測史上2番目の小ささとなりました。そして今年の最小面積がほぼ分かりました。(参考:JAXAのHP)さらに少し回復して、525万平方キロメートル(9月13日)です。それでも2007、2008年に次ぐ3番目の小ささです。
一昨年の海氷の激減から、さらに減少が進むことはなかったようです。でもまだ安心はできません。回復したと言っても過去に比べると海氷面積は以前小さなままですから。