購読している雑誌に、この植物が盗掘されているところが発見され、盗掘者が警察に捕まったことが記事になっていました。盗掘者は「山は誰のものでもない」と開き直ったそうです。
貴重な美しい植物を盗掘することは倫理的にも許されることではありません。その前にその行為が「違法」であることを認識してください。
●自然公園法では、「特別地域内において、高山植物その他の植物で環境大臣が指定するものを採取し、又は損傷することはしてはならない」とあります。
●自然環境保全法では、「原生自然環境保全地域内においては、植物を採取し、若しくは損傷し、又は落葉若しくは落枝を採取することはしてはならない」とあります。
●絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律では、「国内希少野生動植物種等の生きている個体は、捕獲、採取、殺傷又は損傷をしてはならない」とあります。
よって絶滅危惧種を盗掘することは、ほぼ確実に「違法」です。絶対にやめてください。
山は誰のものでもないかもしれませんが、人間だけのものではありません。そこに棲むすべての生き物のものでもあるのです。