有名な科学雑誌Natureの姉妹誌Nature Geoscienceが創刊されました。地球科学に関する学術誌で、地球の歴史や将来について最新の情報が得られます。地球温暖化についての理解も深まります。創刊号が読むことができたので、気になった記事を紹介します。

“Widening of the tropical belt in a changing climate”(気候変化に伴う熱帯域の拡大)
地球の気候変化を示すものに、大気や海洋の温度上昇、北極の氷が融けていることが知られているが、最近の研究で「熱帯域」が広がっている証拠も見つかっている。その拡大速度が、理由は分からないが、モデル計算で予測されているよりずっと速い。(この25年で、緯度で2度から5度、北と南に広がっている。予測では緯度で0.5度の拡大)この拡大は、降水分布の変化をもたらし、生態系、農業、水資源などに重大な影響を与える可能性がある。また海流の変化によって漁業にも影響が及ぶだろう。大気循環、海洋循環、オゾン分布の変化がもたらすその他の影響については、まだ理解が不十分である。

この記事で、地球全体(極域も熱帯域も)に大きな変化が起こっていることを知りました。その変化は、大気、海洋、生態系が複雑に絡みあって起こっていて、予測が難しいこと、まだ研究の余地があることがわかりました。また面白い記事がありましたら、紹介したいと思います。