昨日、信州伊那谷の山で「アケボノスミレ」を見ました。「あけぼの」というのは、「夜がほのぼのと明ける頃」のことです。このスミレの名前は、その夜明けの空の色にみたててつけられています。(牧野新日本植物図鑑)なんとも風情のある日本的な名前の付けかたです。このスミレは花弁の形が丸く、ほんとうに愛らしいです。
スミレ(野生)と言えば紫色しか思い浮かばない方もいると思いますが、実際には白や黄色、桃色のものまであります。日本には野生のスミレがおよそ50種、変種まで入れると100種以上あると言います。(多田多恵子著:したたかな植物たち)日本は植物については大変種類が多く、「生物多様性」が豊かです。
今朝の新聞に「光化学スモッグの越境汚染」の記事が出ていました。化石燃料の使い過ぎは、光化学スモッグだけでなく、酸性雨の原因にもなっています。(エネルギー白書2006)酸性雨は、自然に大きなダメージを与えています。人間には直接影響を与えていないかもしれませんが、生物多様性の減少はきっと間接的に人間に影響を与えるような気がします。